みまもり入居支援

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◎ みまもり支援ご相談者様(s.K様)【見守り支援の実施状況】

R5.2.25、20:00K様宅訪問。R5.2.22に退院されたばかり(異常なし)。しかし相変わらず尿パックには、血尿が溜まっていらっしゃいました。退院されてから、顔色が真っ白になり、どうされてしまったのだろうと心配しておりました。相変わらずカーテンの上に黄色いヘルメットを被った3人組が自分に文句を言ってくるんだとおっしゃられており、少し困惑されていらっしゃるご様子でした(いつもおっしゃられています。)。それよりも、腹痛が酷く、ご飯もほとんど食べれていない状況の方が心配で、急遽、病院の救急外来へ21:00になって一緒に行ってみることにしました。看護師さんが、膀胱に溜まっている血尿を全部抜き取ってくださり、ドクターがおっしゃられるには、お家の方で痛みのコントロールができないようでしたら、入院してみますか?と言ってくださり、「ありがとうございます!」と本当にひとまず良かったと、肩を撫で下ろしました。そして再度検査入院となりました(今の時期入院をさせてくださる病院が少ないのが現状でしたので感謝です)。数日後、病院へ確認を取ると、膀胱癌であることが判明したそうです。何ヶ月も前から血尿と腹痛(腰の痛み)を訴えられていた中、訪問看護の方、訪問介護の方、訪問診療の先生の3職種連携で対応していたにも関わらず、誰も、疑うことなく、気付いてあげれなかったのです。血尿が出た時点で、膀胱癌を疑うのが当たり前のようです。「自分の命は、自分で守らなければいけないよ。」と、そう、K様は教えてくださいました。K様の口癖は、「まぁ〜あなたは、いつも、いいように私のことを言ってくださる、私も、もう75ですから引退ですよ。」と会うたびに同じ会話をして、楽しいひとときを、共にさせていただいておりました。昨日、令和5年4月7日(金)22:00ごろ、Kさまは永眠されたそうです。病院よりご一報いただきました。人の死は、本当に辛いです。私が見守りしている方のほとんどが70代後半〜98歳になる方々ですので、最近、続けてお亡くなりになる方が多く、命の尊さを改めて感じているところです。昨日まで元気に、大きな声で冗談を言ってくださっていたK様とも、突然会えなくなる、本当に虚しさだけが残ります。K様、いつの日か、また、お会いできますように。安らかにお眠りください。楽しい時間を本当にありがとうございました。辛い時もK様のお家に行くと、笑いが絶えなかったです。私も、日々辛いことばかりで、上を向いて歩けなくなる日の方が多いです。でも、今ここで踏ん張って、頑張らなきゃいけない。と、そう感じております。その時に私の心の支えとなっているのが、見守りさせていただいている高齢者の方達の笑顔という名のパワースポットなのです。辛い時だからこそ、誰かを支えたい。そう、いつも思っています。【執筆者:山形 良太】

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