★ 入居支援ご相談者様（k.O様）【転居先へのご引越し本日完了】

令和2年11月4日より早島町役場様よりご依頼を受け、
住宅確保要配慮者の方の転居先をお探しするお手伝い（入居支援・居住支援活動）をさせていただいておりました。

ご相談者様は、当初生活が困窮されており、『あんしん住宅（拒まない住宅）情報提供システム』や『セーフティネット住宅情報提供システム』での探索を進めておりましたが、登録されている物件先へのお問い合わせでも幾度もお断りされるケースが多く、なかなか転居先が決まらず、大変困惑されておりました。

また、要配慮者向け賃貸住宅を経営されている大家様を訪問するも、お断りされ、私自身も、意気消沈していたところ、ご相談者様も今の状況をなんとか打開していかないとと、お考えになり、ご自身の姿勢を大きく変える決意をなされました。

ご病気の後遺症を患っているにもかかわらず、就労をする意向を固め、途中から要配慮者向けの賃貸住宅を探すことをとりやめ、一般の賃貸住宅で安価なお住まいを探すことに方向転換することになったのです。

私も、ご相談者様の再起する姿勢に心を打たれ、より一層支援への思いを強めていきました。

そうしているうちに、ヴィレッジハウスに空室があるとの情報が入り、そこへのご入居をご希望され、いくつかの困難を、ご自身の力で乗り越えられ、１ヶ月越しで、契約を獲得することになりました。

私は、そばで見守っていただけですが、相談者様は、この３ヶ月間１日も気を緩めることができない日々を送っていたことでしょう。

私は、今日（１月２８日）の13時すぎより、引越しの準備として、お家のお荷物の梱包のお手伝いをさせていただきました。

相談者様のお母様（８７歳）の体調を見守りながら、引越し業者様の荷物の運び出し、および転居先への荷物の搬入作業を見守っておりました。１９：３０には転居先への荷物の運び入れがすべて終了し、ご相談者さまへ、引越しのお祝いをお渡しして事務所へと戻りました。

相談者様の、お母様を大切にする気持ちを、私はそばで感じ取ることができたこと、そのことを大変嬉しく思いました。
お二人でこれからも幸せに暮らしていけるようにと願いつつ、その期待をさせてくれるお二人様に感謝いたします。

お二人に出会えて良かったです。

私はこれからも、入居支援活動を続けていきたいと、思っております。何かに悩みを抱えられ、困っている方の少しでも力になれたらと、そう、思っております。

【〜 感 謝 状 〜】
エレベータのない建物の5階まで大きな荷物を幾度も運び入れる作業をされた、引越事業者様6名の方（株式会社サカイ引越しセンター様）には本当に感謝いたしております。スピード感を持って丁寧に取り組む姿勢には、終始頭が上がりませんでした。本当に感謝しております。ありがとうございました。

【執筆者：山形　良太】